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第1回(細胞工学・発生工学 part.1)

おはようございます。本日ようやく本格的にブログの記事を書き始めようと思います。

 

第一回目は今現在学校にて学習している細胞工学と発生工学という内容になります。この分野においては研究における抗体の利用法についてしっかりと理解できるようにすることが主な目標となっています。

 

大まかにざっくりと課題を二つに分けるとするとポリクロナール抗体とモノクロナール抗体の二つの違いについて説明できること。そして二つ目が抗体の利用法について説明できるということが重要になってきます。本日は主に前者の内容について書いていこうと紺が得ています。

 

まず細胞工学と発生工学とは何なのかについてですが細胞工学とは細胞を操作する技術的学問分野尾ことを指し示し、一方で発生工学とは発生・生殖を操作する技術的学問分野のことです。このままではさすがに何を言っているのかがわからないと思うので細胞工学の分野で行われている内容は細胞融合や顕微注射などが挙がり、発生工学では体外受精ノックアウトマウスなどがあります。

 

以上のような工学の分野において様々な活躍をする抗体ですが工学の抗体の研究、診断においての抗体の利用法は3つほど例を挙げると1.免疫組織化学法では抗体は細胞・組織の染色に使うことが出来る。2.ウエスタンブロット法などではタンパク質の検出や定量に使用されます。3.分子標的薬においては分子機能の阻害や亢進が可能である。というような3つほどを上げることが出来る。そしてこの抗体の基本的な利用法においてもすべて同じ種類の抗体を使用するわけではなく、実際はポリクロナール抗体とモノクロナール抗体と言われる二つの種類の抗体を使用します。

 

そして、続いてポリクロナール抗体についてですがこの抗体は抗血清と言われるものをさらに選別して生成した抗体のことです。ではこれらはいったい何なのでしょうか?ですが抗血清とはウサギやヤギのような動物に精製した抗原を数回免疫することでその抗原に対して抗体が産出されます。しかし、この時に使用した抗原は多数の抗原決定基(エピトープ)を保持しているために様々な抗体が生まれます。これは要するに必要な抗体以外にもともと含まれている不純物に対したり、動物のもともと持っている抗体が存在しているということです。その為にこの抗体をそのまま使用するということはまず無い。そしてこの抗血清を精製することで(クロマトグラフィーの一種であるアフィニティークロマトグラフィーの操作を行うことで目的の抗体を精製することでポリクロナール抗体が生成される。この内容のみを聞くと何も問題はないのだがデメリットが4つほど挙げられて1.作成に純度の高い抗原が必要であるということ。2.他の抗体が混ざっていることがある。3.作製するごとに品質が異なる可能性がある。4.生産量に限りがある。の以上4つが大まかなデメリットが存在する。

 

※初めて勉学に関係する内容を記事にしたために非常に読みずらいと思います。以降からはより精査した内容を書こうと考えているのでしばらくの間は許容してください。

 

そして次にポリクロナール抗体の対となるモノクロナール抗体についてですがモノとは言葉の意味として単一というような意味を持っています。この抗体はケーラー&ミルシュタインが1984年に開発したものです。このモノクロナール抗体のでき方は特定の抗体を産生するB細胞(ただし分化細胞なので増殖する能力は持っていない。)とミエローマ(がん化した白血球。これはがん化しているので無限に増殖する。)ポリエチレングリコールを触媒として細胞融合を起こして増殖しながら特定の躯体を無限に産生するハイブリドーマと呼ばれるものを作り出す。これが一般的にと呼ばれている。

 

これ以上のことを書く読みづらくなると思うのでこのくらいで終わろうと思います。明日はこのハイブリドーマをどのように増殖させるのかということから話していこうとかんがえています。

 

いまでようやく一回の授業内容の3分の1です。もしかするとまだそこまで行っていないかもしれません。(笑)すごいですよね。医学部の授業ってこんな感じですよ。

 

本日もありがとうございました。