オンライン医学部予備校

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7回目(細胞工学・発生工学Part.3)

おはようございます。

 

本日も本当に寒い日になりそうです。外出するときは本当に気を付けてください。

それでは本日の話に進もうと思います。

 

前回の話でほとんど細胞工学については話し終わりました。それでは次は発生工学の話をして今回の細胞工学と発生工学の話を終了しようと考えています。

 

発生工学とはまずどのような分野のことを指し示すのかを話すと、この分野は発生・生殖を操作する技術的学問分野のことを指し示します。

 

具体例としてはまずトランジェニックマウスが挙げることが出来ます。このトランジェニックマウスは外来のDNAを人工的に導入したマウスのことをトランジェニックマウスまた別名遺伝子導入マウスと言います。でき方は受精卵の核にDNAを顕微注入しそしてその後外来DNA はゲノムいわゆる染色体に入ることがある。ゲノムに入った場合は遺伝し、ゲノムに入らないものは分裂によって消失する。それを通じてトランジェニックマウスは誕生する。

 

そして次にクローン動物についてですがこれは体細胞の核を、核を取り除いた卵子に移植すればクローンが出来る。これは体細胞核移植というものである。家畜やペットにおいて実用化に成功している。詳しくは私も知らないのですがペットといして人気の高いトイプードルはもともとプードルという犬種が元であるのでそのようなことを考えてみると面白い。今後は将来にiPS細胞を利用すると簡単にクローンを生み出すことが出来ると私は考えています。

 

キメラマウスというものが他に存在していますがこれは簡単に言うと細胞が混ざった状態のことを指します。突っ込みすぎると非常に混乱するのでこれ以上話すのはやめておきます。

 

最後にノックアウトマウスについて話していこうと考えています。簡潔に述べると人工的に遺伝子を欠損させたマウスのことを言います。それをすることの最大のメリットはその遺伝子欠損を起こすことでその遺伝子の機能を簡潔に知ることが出来るというものである。例えばある遺伝子を欠損させたマウスとそうでないマウスがいたときに正常なマウスと比べて異常なマウスでは体毛がなくなっていたとするとその欠損させた遺伝子は体毛の有無に関係する遺伝子であると知ることが出来ます。

 

この最後のノックアウトマウスの話を聞いて私は大学受験の無機化学の元素分析や有機化学の物質の検出に非常に似た捜査を行っているのだと思って非常に面白かったです。

 

これでようやく一個目の試料が終わりました。大学に入っても勉強頑張ってくださいね。

 

本日はありがとうございました。