オンライン医学部予備校

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3回目(細胞工学・発生工学Part.2)

おはようございます。yanotyanです。

 

本日は先日に話していた細胞工学と発生工学について考察していこうと考えています。それでは今回はどのようにしてハイブリドーマが増殖しているのかについて話していこうと考えています。

 

まずは前回に話したハイブリドーマがどのようなものであるのかについておさらいしようと考えています。ハイブリドーマとはB細胞と癌かした白血球が融合をしてできるものがハイブリドーマであり、このハイブリドーマからある一種の抗原に反応を起こすような抗体のことをモノクロナール抗体と言います。このものは高校の化学、大学受験範囲の有機化学、高分子化合物の分野において登場しました。ここは何となく話を聞いた後には納得するような内容であるようにを私は考えます。

 

それでは本題に戻りますが、このハイブリドーマですがこのハイブリドーマは直近で述べたようにB細胞と癌化した白血球であるミエローマの融合細胞です。このハイブリドーマを増殖させるためにはそれぞれの特徴をしっかりと知る必要があります。

 

B細胞は自分自身では増加するようなことはしない。もちろん文化も起こさない。また、一方でミエローマは増殖はするが増殖するためにピポキサンチンと呼ばれるような物質があればセレクションいわゆる分化を起こす。がここにも条件があり、HAT培養地においては生存することが不可能であるということです。このようなそれぞれの特徴を踏まえて考えるとHAT培養地の中にピポキサンチンを入れたような培養地に投入すればB 細胞自体は自分で増殖はせず、ミエローマはHAT培養地のせいで生存することが不可能となる。このことから上で述べたような条件下にすればうまいようにハイブリドーマのみを増殖させることが出来る。

 

ここまでの内容はわたしは非常に高校の大学受験の有機化学に似ていると感じ聞いていて非常に納得しました。面白かったです。

 

しかし、高校でも言われましたが理論上ではこのような仕組みからハイブリドーマのみを増殖させていますが化学反応というものはそのように簡単に反応は起こっておらずに複数の反応が同時に起こっています。なのでこれはあくまで理論上の話なので他のことも本来であれば考える必要があります。

 

本当に突き詰めると科学とは難しいですよね。

 

本日もありがとうございました。